競技委員長よりお礼のご挨拶。

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第一回の大会を終えて、競技委員長よりお礼のご挨拶がありますので、掲載いたします。

競技委員長よりお礼のご挨拶

第1回ろくトレを終えて

                    第1回六十里越街道トレイルランニング大会
競技委員長  志田 靖彦

           

このほど、本大会へのご参加をいただき、心より感謝申し上げます。おかげさまで、初めての大会にもかかわらず200名強の参加選手を得て成功裏に終了することができました。

この街道は、ご存知のとおり、出羽三山山岳信仰の多くの行者が訪れ、歩いた信仰の道でしたが、その祈り自体は「死と再生」という理念が唱えられていました。一昨年に認定を受けた日本遺産は、その理念を再認識し、現代でも通ずる価値観を発信、演出していくものです。その意味で、この度の大会は、より若い世代に、より全国的に現代的価値を発信できる大会となりました。

参加者の皆様からは、ブナの原生林が多いなどの街道の自然環境はもちろんのこと、湯殿山の大鳥居や本道寺口之宮湯殿山神社などの登拝所、信仰にまつわる石碑など文化的資産にも直接触れながら走ることができる文化環境への称賛をいただき、満足度の高いコースとの評価をいただきました。完走率は70%弱であり、来年以降の継続を求める声も多くいただいたようです。

これもひとえに参加していただいた選手の方々のお蔭と深く感謝申し上げますとともに、引き続き、ご支援をいただきますようお願い申し上げます。また、多くの方々のご助力で大会が成立しました。この場をお借りして、改めて関係者の皆様に感謝申し上げます。

心と体が再生する【生まれかわり】を実感していただく機会になり、多くの方々にその存在を求められ、長く愛していただく大会になることを心より希求しています。

 

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